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ディプロトドンティア・マクロプス (講談社文庫 あ 54-9) 文庫 – 2000/6/1
我孫子 武丸
(著)
京都で探偵事務所を開設したばかりの私に依頼人が2名。「失踪した父を探してほしい」という大学教授の娘と、「カンガルーのマチルダさんを見つけて!」とわけのわからないことを叫ぶ美少女だった。捜査を始めた途端、私は暴漢に襲われる。すでに巨大な陰謀の渦中にいたのだ。先の読めない我孫子流ハードボイルド。
- 本の長さ270ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2000/6/1
- ISBN-10406264889X
- ISBN-13978-4062648899
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商品の説明
著者について
1962年兵庫県西宮市生まれ。京都大学文学部哲学科中退。1989年講談社ノベルス『8の殺人』で鮮烈デビュー。『探偵映画』『人形は遠足で推理する』『殺戮にいたる病』(以上、講談社文庫)、『小説たけまる増刊号』(集英社)等、著書多数。
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2000/6/1)
- 発売日 : 2000/6/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 270ページ
- ISBN-10 : 406264889X
- ISBN-13 : 978-4062648899
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,709,921位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学名っぽいタイトルの意味はよくわからない。前半は普通の人探し(動物探しもあるが)。後半は突如SFが始まる。ミステリーとしてもSFとしても粗すぎだし、ユーモアは感じられるものの笑うには至らない程度でした。後日書かれた前日譚から先に読んだが、どちらも自分の好みには合いませんでした。相性の問題です。
2012年6月14日に日本でレビュー済み
著者の代表作といえばミステリ系の作品が上がると思いますが、私はひょっとしたらこの作品が一番好きかもしれません。
流行らない私立探偵の元に奇妙な依頼が舞い込み、そこから徐々に巨大な陰謀に巻き込まれていくというオーソドックスな導入です。しかしストーリーはそこからどんどん逸脱し、何故こうなった?と言いたくなるような展開になっていきます。書斎でくつろいでいたはずがいつの間にか隣りの家のトイレにいた……というような感覚でしょうか。
ストーリーは骨折してますが、奇を衒うばかりの小説ではありませんので心配はいりません。最後まで私立探偵ものらしい体裁は保たれ、すっきりと読み終えられます。著者の長所の一つである安定した読みやすい文体と軽妙なユーモアが生きた作品です。
主人公はニヒルに見えて反骨心のある男で、いかにも私立探偵ものらしくて個人的に好みです。売れない個人探偵に身をやつしているのも大手の探偵事務所のやり方に納得がいかず飛び出した故という背景があり、ツボを心得ているな〜と思います(笑)
気軽に読めて、なんとなく良い気分になれる小説です。まずは何も考えずに読んで下さい。
流行らない私立探偵の元に奇妙な依頼が舞い込み、そこから徐々に巨大な陰謀に巻き込まれていくというオーソドックスな導入です。しかしストーリーはそこからどんどん逸脱し、何故こうなった?と言いたくなるような展開になっていきます。書斎でくつろいでいたはずがいつの間にか隣りの家のトイレにいた……というような感覚でしょうか。
ストーリーは骨折してますが、奇を衒うばかりの小説ではありませんので心配はいりません。最後まで私立探偵ものらしい体裁は保たれ、すっきりと読み終えられます。著者の長所の一つである安定した読みやすい文体と軽妙なユーモアが生きた作品です。
主人公はニヒルに見えて反骨心のある男で、いかにも私立探偵ものらしくて個人的に好みです。売れない個人探偵に身をやつしているのも大手の探偵事務所のやり方に納得がいかず飛び出した故という背景があり、ツボを心得ているな〜と思います(笑)
気軽に読めて、なんとなく良い気分になれる小説です。まずは何も考えずに読んで下さい。
2003年6月7日に日本でレビュー済み
常識的なハードボイルド小説を期待して読むと,
まず裏切られるであろうと思われます.
我孫子作品のユーモアの部分,ケッタイな部分が好きな方にお薦めです.
とんでもない方向に進んでいくストーリーと,
お得意のウィットに富んだ台詞まわしに,思わずのたうちまわりました.
ラストも素敵!
まず裏切られるであろうと思われます.
我孫子作品のユーモアの部分,ケッタイな部分が好きな方にお薦めです.
とんでもない方向に進んでいくストーリーと,
お得意のウィットに富んだ台詞まわしに,思わずのたうちまわりました.
ラストも素敵!
2004年10月28日に日本でレビュー済み
相変わらず我孫子氏の文章は軽妙洒脱でニヤリとさせられる。
「殺戮にいたる病」のようなシリアスな作品から、本作のような軽いノリの作品まで本当に幅広い作家だ。
絶対もっと評価されるべき作家だと思う。
今までの作品はどれも面白い。
もうちょっと多作になってくれないかなあ。
「殺戮にいたる病」のようなシリアスな作品から、本作のような軽いノリの作品まで本当に幅広い作家だ。
絶対もっと評価されるべき作家だと思う。
今までの作品はどれも面白い。
もうちょっと多作になってくれないかなあ。